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竹見 哲也*; 吉田 敏哉
no journal, ,
地球温暖化により懸念される台風の強大化に備え、都市での暴風リスク評価が求められている。本研究では、近畿各地で強風被害をもたらした2018年台風21号を想定し、領域気象モデルWRFとLarge Eddy Simulation (LES)モデルを用いた京都市街地での暴風シミュレーションを行った。LESでは定性的な風速分布しか得られないが、WRFの風速出力を用いることで台風上陸時の定量的な風速値を算出した。その結果、高層建物の周囲、公園・広場など開けた場所、南北の大通りといった場所では、50m/s以上の強風が生じることが分かった。また、建物密度と強風の関係から、適度な建物密度を有する領域で最も強風リスクが高まる可能性を示唆した。